三福グループ社長のメッセージ

40代前半という若さで、三福綜合不動産をはじめとする三福グループをとりまとめる中矢社長。

その素顔には、社長という垣根をとりはらい常に現場を見続け、社員ひとりひとりの個性を理解し伸ばすことが会社の繁栄につながるという信念と、人柄にも滲み出る誠実さを兼ね備えた魅力がありました。

社員から圧倒的な支持を得る中矢社長に、会社について、これからの展望について、熱く語っていただきました。


Q.現在の三福グループの経営コンセプトを教えてください。

まず根底にあるのは「三福」という社名のとおり、お客様、オーナー様、私たちの三者が、三位一体となって「幸せを実現」できる企業であれ、ということです。もちろんこれは三福綜合不動産だけの繁栄ではなく、経営は常にグループ全体として考えています。また、「不動産業だから・手芸店だからこういう仕事」というような固定観念は持たず、「お客様の役に立つ」ということを前提として動いています。

お客様のニーズや欲しいサービスは時代や状況によってどんどん変わりますから、それにあわせてこちらも変えていく。大切なのは、 それが人間の幸福につながるか、多くの人の役に立つかどうかを考えること。どういう切り口であれ、 最終的に人間の幸福を追求するということが三福グループの使命だと思っています。


Q.土地活用の方法として挙げている自販機やコンテナハウス設置、また賃貸物件でのデザイナーズマンションなどの立案は新しい考えだと思うのですが、誰がどのような思いで始められたのですか?

そもそも僕が、新しいことが好きなんです(笑)。

全く新しいデザインのマンションや、空き物件活用としてのマンションのマンスリー・ウイークリー化、マンションでの指紋認証キーの採用、コンテナハウスやコインランドリーなどでの土地活用はもちろん、カーシェアリングやリサイクル自転車のショップもオープンしました。こんなものがあったらいいな、と思ったものはすぐフィードバックして実現するようにしています。

斬新なマンションのアイデアは、管理センター社長の提案です。「すごくおしゃれなマンションを考えたの、この人?」って思うような人ですけど(笑)。相当なアイデアマンです。部屋に螺旋階段のあるマンションや、両サイドがガラス張りで吹き抜けになっていて、離れに向かう感覚の渡り廊下のあるマンションなど、建築サイドに言わせると到底できない、と言われるようなものもアイデアと経験を駆使して可能にしてくる。いろいろな物件をとおしてニーズを把握し、分析し、実現するパワーがある人です。

こういった意見は立場的な問題に邪魔されなかなかでにくいものなので、その理由からアイデアに長けた人は年齢や経験が若かろうが、どんどん上にあげていきます。もちろんアイデアや企画だけだとそのほかの調整能力がないといけないので、トータルで育ってもらうことも大切だと思っています。

特に土地活用はこれからさらに多くのニーズがある部門だと思っているので、これからはもっと斬新な視野、アイデアをもった人に是非提案をしてもらいたいですね。


Q.ほかの同業他社との明確な違いは?

もちろんたくさんありますが、やはりグループとしての強さを売りにしている点が挙げられると思います。

大きく分けては「不動産」と「リサイクル・エコ事業」「手芸」です。

手芸部門は、直営で店舗を広げて行くのはなかなか難しい。これからは地域の既存店との連携が大切で、フランチャイズ(*1)ではなく、ボランタリーチェーンとしての機能を充実させることを目指し、一方でクラフトマックス事業のようなインターネット(* 2)での販売量を増やしていきたいですね。

不動産は仲介、契約業務、売買仲介業務、入られた方が利用する管理業務がありますが、入居したらそれで終わりではなく、アンケートなどでお客様の生の声を聞き、どんどん改善点を考える必要があります。お客様の満足のために、総合的に会社を強くしていくことが大前提です。

また、仲介と管理業務に加えてデザイン建築が得意な施工部門を自社でもっている点、さらに土地活用の部門もあるので、トータルでお客様からの課題を解決できる強さでしょうか。

たとえば土地活用として設置する自販機も、一台だけだと電気代などをひくとほぼ利益がない状態になってしまうこともあります。またトランクルームにしても、そこにいかに利用者を集めるかが課題となります。ならば看板や告知活動までをトータルでコーディネートすれば路地に入った見えにくい土地も活用できる。また自販機やコインランドリーなどを情報の発信地ととらえればそこに地域のコミュニティができる。見方を変えれば目立たない裏通りの事務所使用の土地など通常では仲介するのが難しいところも活用することができます。

仲介業務は設立が昭和45年、今はもう競争激化、衰退期であり、管理会社業務はちょうど競争の時期。この状況から考えても単純に不動産の仲介だけと考えず、トータルで伸びるためにも、ある部分では地域や業務内容をむやみに広げず、不動産活用や資産運用などに的を絞って深く掘りすすめることも重要だと思っています。

*1…アパマンショップ908店舗中全国第1位

*2…Yahoo検索、手芸部門第1位


Q.評価システムについて

営業職だと数字がでるので評価がしやすいですが、会社で評価すべきことはそれだけではないんですよね。 社内での雰囲気づくりやお客さまへの気配りなども会社にとっては外す事のできないこと。そこもきちんと評価したいと思っています。 社員同士で評価できるものは社員が投票して積極的に表彰していますし、新入社員MVPの表彰は入社後の社員の目標となり「おまえにMVPをとらせてやりたい」と熱くなる先輩もいるほどです。

社員を公正に評価する目をもつことで養われる社員の会社への貢献と努力が企業を支える原動力であると考え、いまでは社内では20を超える表彰をしています。



新入社員用のMVP賞のトロフィーこれを手にするのはあなたかも!?


Q.社内イベントとして、コンセプトをたてて社員の家族も参加しているということですが?

部外の人だけが幸せになるのではなく、社内から幸せが広がるのが僕の理想の会社です。そのために社員になにができるかを考えた結果、このようなイベントを行うようになりました。おもてなしの気持ちをもって、参加する家族や子供すべてが楽しんで喜んでもらえるものでありたい。ただ会社の人が集まっただけ、という会では意味がありませんからね。

企業としても、会社、社員、家族の三者が幸せにならないと、ほんとうにいいものは生まれないと考えています。


社員の家族も参加で様々なイベントを開催。

毎回コンセプトがある趣向をこらしたイベントを行っています。


人生に、仕事に、情熱を。

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